正直に言います。
「SFC(スーパーフライヤーズカード)があるなら、JALのJGCは不要だ!」
ずっと、心の底からそう思って生きてきました。
…いや、思ってたのではなく言い聞かせていた、のほうが正しいかもしれません。
修行僧の性だと思いますが、SFCを取ったらJGCも欲しくなる。
あるあるですよね…?
もしJALの上級会員制度が、旧来の「FOP(フライオンポイント)を1年間で貯め切るリセット型」のままだったら、私は今もANA一択のマイラー人生を歩んでいたはずです。
しかし、制度が「Life Status ポイント(LSP)」という“生涯積み上げ型”へと劇的に変わった瞬間、私の価値観は180度ひっくり返りました。
これは単なる航空会社の“乗り換え”ではありません。
私にとって「修行2周目」という、新しいライフスタイルの選択なのです。
1. SFC持ちだからこそ感じた、JALの「魔力」
長年ANAの洗練されたサービスに慣れ親しんできたからこそ、JALの世界はすべてが新鮮に映ります。
サクララウンジの静謐な空気、離島路線の圧倒的なネットワーク、そしてどこか温かみのあるホスピタリティ。
でも、飛行機オタクとして一番テンションが上がったのは、実はそんな真っ当な理由ではありません。
物理的な「赤いタグ」の誘惑
それは、手荷物を預けた際に付けられるPRIORITYタグの存在です。
- ANA: 搭乗券のバーコードや印字でデジタルに管理。スマートで極めて合理的。
- JAL: 誰が見ても一目で分かる「赤い物理タグ」をスーツケースに付けてくれる。

これが、アナログながら妙に私の心に刺さるのです。
「ステータスを持っている」という小さな承認欲求を満たしてくれる魔法のタグ。
JALには、こうした“可視化されたご褒美”が旅の随所に散りばめられています。
修行僧の心理を深く突き、所有欲をくすぐるニクい設計。
それが、私が最初に肌で感じたJALの抗えない魅力でした。
さらに、JALには20代だけが活用できる「CLUB EST」という強力な武器もあります。
この特権を存分に活かせる年齢のうちにLSPを稼ぎ始めるのが、JGC到達への圧倒的な近道だと確信しています。
▼20代必見!JAL修行を加速させる特権についてはこちら
2. 「時間の搾取」からの卒業。LSPという思想
ANAでの修行1周目の私は、とにかく「数字上の効率」だけをひたすら追い求めていました。
PP単価の計算、獲得マイル数の最大化、そして1日に何度も飛行機に乗るタッチ&GO。
そして、地上にいる間もスマホの中でマイルを稼ぐことに必死な日々。
かつてはANA Pocketを開き、広告動画を1日何十回も再生して、少額のマイルを積み上げていました。
でもある時、スマホの熱を感じながらふと気づいたのです。
「マイルを得るために、一番大切な自分の『時間』を削っていないか?」
広告再生によるスマホのバッテリー劣化、そして何より人生の時間の浪費。
それはどこか、終わりの見えない“消耗戦”のようでした。
「歩くだけ」のスマートなJAL流ポイ活
一方で、JALが提供するJAL Wellness & Travelの思想は全く異なります。
- 広告視聴の強制は一切なし。
- スマホのバックグラウンドでただ「歩くだけ」。
- 日々の生活を送るだけで、毎月1LSPが静かに積み上がる。
派手な大量マイル獲得のチャンスはありません。
でも、根底にある思想が決定的に違います。
マイルのために生活習慣を歪めるのではなく、生活の延長線上で自然にポイントを積み上げる。
これこそが、時間を大切にする大人の「LSP修行」の本質だと確信しました。
▼時間を搾取されないマイル・LSPの貯め方はこちら
3. 日常すべてを「ゲーム」に変えるLSPの設計
新しいLSP制度には、かつてのFOP修行のような「数ヶ月で一気にフライトを詰め込んで解脱」という短期決戦の裏技が通用しません。
だからこそ問われるのは、「日常の消費をいかにLSP獲得の仕組みに落とし込むか」というゲームの設計力です。
- JALマイレージパーク: ネットショッピングの前に経由し、確実にJALマイルとLSPを刻む!
- JAL MaaS: 飛行機に乗らない地上の鉄道移動すらも、連携してポイントに変える!
- JALカード&JAL Pay: 日常の決済ルートを最適化し、毎月自動加算されるインフラを作る!
- JALモバイル:契約しているだけで1LSPを確実に獲得!
かつてなら「たかが数ポイント」と無視していた小さな積み重ねの重みを噛み締めながら、自分の日常をRPGゲームのようにコツコツと構築していく感覚。
1周目の修行は、空港の中を走り回り、文字通り汗をかいていました。
2周目の修行は、地上での日常を最適化し、静かに淡々と実績を積んでいく。
このアプローチの変化そのものが、マイラーとして今、たまらなく面白いのです。
▼日常の買い物やサービスでLSPを稼ぐ具体的な方法はこちら
結論:旅の選択肢を2倍にするという「究極の贅沢」
「移動の効率」だけを見れば、SFCを一つ持っていれば日本の空はもちろん、スターアライアンスという巨大なネットワークで海外旅行で困ることはありません。
でも実際にJALの翼に触れ、LSPという新しい概念に向き合ってみると、そこにはANAとは全く違う景色が確かに広がっていました。
青と赤、2つのステータスを持つということは、「旅の選択肢が完全に2倍になる」ということを意味します。
行き先のルート網だけでなく、「今日はJALのタイムセールが安いから有償で乗ろう」「帰りはANAの減額マイルキャンペーンでお得に帰ろう」といった、その日の気分やコスト感に合わせて一番美味しい選択肢を選べる自由。
かつての“解脱を急ぐ修行僧”から、空の旅を最適化する本当の意味での“旅人”へ。
LSPという新しい制度は、私にそんな一段上のステージを与えてくれました。
▼SFCとJGC、両方を持つことで実現できる「究極の二刀流の旅」はこちら
「効率を捨てたわけではない。効率の定義が変わっただけだ。」
今は、はっきりとそう思っています。
これからも、日常を楽しみながらゆっくりとJGCを目指す「2周目の旅」を続けていきます!